知り合いの本木周一さんが連載で投稿してくれることになりました。

長年にわたる英語教授法の研究・実践経験をもとにした
「英語が苦手だった人、英語を再度勉強しようと思っている人」への
英語の解説&メッセージです。





ペンギン先生の

「英語がよくわかる話」

<第25回> By Shuichi Motoki

文を長くする方法 8  関係代名詞

: さあ、分詞については学んだね。今回は関係代名詞ってやつだ。
     よく聞いたでしょ?
 
: よく聞いたよ。けど、その頃はもうチンプンカンプンだったね。

: 実は簡単なんだ。名詞を修飾するのは何だった?

: 形容詞。

: そうだね。
     そこでだ、
     「僕には友達がいるんだ。大阪に住んでいるんだけどね。」
     という文をみてみよう。

     I have a friend. He lives in Osaka.

     これの ピリオドをとり、ということは文と文をつなげるということだよ。
     それに he をとって who にする。


     I have a friend who lives in Osaka. とする。
      
     「僕には大阪に住んでいる友達がいるんだ」  となるんだ。

     すると who というのは 接続詞と he という代名詞の主格を兼ねている
     よね。つまり 接続詞+代名詞=関係代名詞 というわけなんだ。
     友達 を説明するのに、大阪に住んでいる友達 とするわけだから、
     「大阪に住んでいる」は「形容詞」のような働きをしているというのが
     わかるよね。Who 以下が形容詞の働きをしているから「形容詞節」と
     いうんだよ。


: う〜ん、なるほど。接続詞と代名詞をいっしょにしたものが関係代名詞と
     いうのか。それにしても難しい名前だね。

: そうだね。こんな名前をつけた学者が悪いね。
      接代名詞の方がよほどいいね。
     練習だ。
 
      I know the boy. He is playing tennis over there.
     = I know the boy who is playing tennis over there.

      That is the man. I met him yesterday.

     これわかる?

: わかるよ。That is the man who met him yesterday.

: あれは昨日彼に会った男だ、となるの?
      him はだれのこと?

: 男でしょ。
: この場合は That is the man whom I met yesterday.
     と言うんだ。
     接続詞と関係代名詞の主格( he やshe, they )ではなくて目的格の him
     だから who ではなくて whom を使う。Whom 以下はその男(the man)を
     説明しているんだよ。
     このように 代名詞が主格か、所有格か、目的格かで関係代名詞は
     変わるんだ。

      I know a girl. Her name is Megumi.
     = I know a girl whose name is Megumi.

: この場合は、「名前がメグミという女の子を知っている」となるのかな?

: そうだね。これは whose 。関係代名詞の所有格だ。
     駆け足だったけど、要は接続詞と代名詞を一緒にしたものが関係代名詞。
     関係代名詞は主格・所有格・目的格ってあるわけなんだ。

     これでまた文は長くなるだろ?




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